指導方針

『挨拶のできる心身ともに健康な人格の完成』

『相手を敬い共生できる心の育成』

『努力すること耐えることの経験』

『伝統武道の伝承と健全な選手の育生』

『運動不足等の健康管理の解消』

 

渡邊指導員


鈴木指導員

 この道場に通う子どもたちには空手道を通して、自分以外の人の立場を考えた上で行動する「思いやり」の精神を身につけることができると考えています。例えば空手の動きを教わる上で、先生や指導員の話を聴く必要があります。これは指導者の立場に立ち、話を聴く中で自分が今教わっていることは何か、するべきことは何かを考える良い訓練になります。話を聞いてその内容を正しく行動に移せることは、相手の意図を理解できるということです。これこそ、他人の立場を思いやって行動することであり、今日の社会で必要とされているコミュニケーション能力なのです。また、「聴く」コミュニケーションの力だけでなく、「話す」コミュニケーション能力も高めることができます。しばらく稽古を積んでいくと、後輩が増えてきます。もちろん道場生なので教える役目を持つのは指導者です。ですが初心者の人にとっては、有段者から習うより、比較的修行年数が近い先輩から教えてもらうほうがわかりやすいこともよくあります。先輩が後輩に教える時、「どうやって伝えたらわかってくれるだろうか」「僕・私はこう教わった」といったことを頭で考える必要があります。これは、相手の立場を思いやって発言することに繋がります。自分の意見を他人に伝える場合にこのようなことを考えられると、お子さんの人間関係もきっとスムーズなものになることでしょう。征空館空手道会 青井支部は指導者と道場生、あるいは道場生同士の心理的距離がとても近いです。お子さんのコミュニケーション能力を育てる場としておすすめの場所だと思います。

吉岡指導員

空手道とSAQトレーニングを通じてジュニア期の基礎運動向上を目指しています。運動が得意になってほしいと願う親が多いと思います。しかし、子供はご承知の通り遊びの中で、走ったり、飛んだり、登ったり、投げたり、追いかけたり、逃げたり、隠れたり、する事で無意識で基礎運動を養ってきました。しかし、遊ぶ場所が無くなりつつあったり、ゲームなどの普及でそれらが困難になっています。すこし思い出してみてください、あなたが子供の時期に投げるのがすごい子、取るのが上手な子、かわすのが巧みな子、体育の時間にお手本をみんなの前でやらされる子、運動会のリレー選抜に選ばれる子さらにアンカーに選ばれる子、そんな運動能力が高い子供が現在の環境ではなかなか育成は難しと感じます。そこで、青井支部では稽古に入る前にSAQレベル1トレーナー所得者の吉岡が稽古に参加時に準備運動の中で現在のジュニア期の運動低下を少しでも改善できるようにSAQトレーニングを実施しています。それが、空手の上達はもちろん、お子様の基礎運動能力の向上にプラスになればよいと思います。