2016年06月05日 |
本日の稽古 |
ウォーミングアップby吉岡先生 無移動の基本(突き、蹴り) 移動稽古(突き、蹴り、受け技、蹴り技) 形(基本一~抜塞大) 今日もいつも通り、基本と形の稽古が中心となりました。 最近、同じ注意ばかりされているなぁと思うことはないでしょうか。 何度も同じことを言われていて、頭では分かっているのだとは思います。 それでもできないということは、何かしらの原因があるはずです。 一つは技量的に難しくて出来なかったり、あるいは注意されたことが自分の悪いクセとして身についてしまっている場合が考えられます。 求められたことが難しくて今はできなくても、それについては何度も繰り返し自ら挑戦する気持ちでやってみることが大切です。 黒帯を取る道程の上で、もしくは黒帯を取った後に必要となるので、その点は考え過ぎなくて良いでしょう。 悪いクセとして身についてしまっているというのは、恥ずかしながらこれを書いている鈴木自身にも当てはまることです。 いくつもあって全て挙げるのはキリがないのですが、ここ最近で磯部先生や黒帯の先輩方に注意されていることとしては、「引き手の肘が回ってしまう」ことです。 その原因と改善策も自分では分かっているつもりなのですが、いざやってみるとその悪いクセがポロッと出てしまうことがあります、お恥ずかしいことですが……。 前向きな話をすると、注意されたということはそれが自分自身に足りないことであり、やるべき課題を与えられたということです。 これは空手に限った話ではなく、「これをできるようになろう!」と目標を持って物事に取り組む姿勢を身につける絶好の機会です。 課題を達成できれば一つ自分が成長し、自信もついてくるはずです。 僕の話はともかくとして、悪いクセを修正するためには何度も正しいカタチを意識しながら徹底的に反復し、それを無意識のうちにできるようになるということが必要だと言えます。 言われなくても考えなくても、自然に動いて自然とできるようになる。 この流れを作り出せるようになることが理想です。 ではもう一つの原因ですが、短い期間に同じ注意を何度も受けてしまうのは、課題を与えられるとは言ってもやはり良いこととは言えません。 それは、やる気がないというより、「自分を変えよう」とする強い気持ちがないということではないでしょうか。 注意されても審査の直前にちゃんとやればいいや、などと考えていては、審査が終わればまた同じ指摘をされるでしょう。 僕の目から見れば、現にそういった注意を受けている人はいます。 自分自身を、空手道の技術を習得するという「型」にはめる中にも、正しく動くために、あるいは間違いを正すためにはどうするべきかといった「創意工夫」する気持ちも身につけてもらいたいのです。 小学校低学年の子どもたちにも、この会で空手を半年以上続けるようになったら、少しずつで構わないので理解していってもらいたいと思っています。 そのためには保護者の方々のご協力も必要になるかと思います。 ご協力よろしくお願いいたします。 また、稽古中に吉岡先生も言っていましたが、返事をするべき時にはしっかり返事をしましょう。 わざわざここに書くようなことではないですが、返事も礼儀の一つです。 しっかり返事をできない者に空手をやる資格はありません。 ……だいぶ長くなってしまいました。 この活動日記がどれくらいの方々の目に留まるかはわかりませんが、お読みいただいたご父兄の方々には是非心に留めておいていただきたいと思います。 よろしくお願いします。 |
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