第29回 征空館空手道大会

みなさんお疲れ様でした。そして、引率のご父兄の皆さんもありがとうございました。 


吉岡は腿裏の怪我で不参加となってしまいすみませんでした。みんなが頑張っている姿を見ていて、不甲斐ない気持ちでした。よりいっそう体調管理に気を使うことが大事だと思いました。 


さて、どうでしたか? 


緊張しましたか? 


失敗しましたか? 


悔しいかったですか? 


ネガティヴな事ばかり聞きましたが、大会などで十分な力が出せる事など数少ないです。しかし、それをなんとなくでも振り返る事が出来るのがとても大事です。大会や審査はいつもの稽古でやってる事を試す所ですよね?参加するだけでは、意味が無いと思います。上手くいかなかった事を振り返って、稽古で修正して良くしていくのが成長なのではないでしょうか?それが参加する意味だと思います。 


今大会の形の点数を覚えていますか? 


征空館大会は形競技で点数が出ますが仕組みが良くわからない方が多いと思いますのでどの様に点数がつくのかを説明しますと。まず、予選では1人の審判が出す基準点が7.0点、本選が7.5点になります。基準点を下回る点数が出たとゆう事は、間違えたか、形を逸脱して演武しているか、基準のレベルでない等。そして、5人の審判が出す最高得点と最低得点を切った3人の点数の合計点が最後に読み上げられます。とこんな感じで点数がつきます。征空館大会の審判は同じ松濤館流を修行している先生や先輩が点数をつけてくれます。しかし他の大会では違う流派の審判資格を持った先生が審判をしてくれます。そして判定は旗です。この違いの意味がわかりますか?気が付いた方はゾッとしたはずです。自分の形に点数がつくわけです…。そこで点数を覚えていないと、自分の形のレベルを判断する大きな要素を捨ててしまうことになるんです。それでは反省する事も、目標にする事も自ら無くしてしまっているんです。 


我々黒帯はみんなのにアドバイスは出来ます、意識を変える手助けも出来ますが、実際に変えるのは自分自身です! 


これからはどのように稽古するかによって、未来の結果が変わるはずです!