梅田支部稽古

磯部先生が稽古をつけてくださいました。 


無移動の基本(突き、蹴り) 

移動稽古(突き、蹴り、攻撃技、防御技) 

形(基本一・二、平安初段~五段、抜塞大) 


はじめに、磯部先生が稽古開始前に仰っていた大事なことを箇条書きで載せておきます。 


・空手は決して喧嘩の道具ではないということ 

・止むを得ず手を出すときは身を守る場合であること 

・「やらなきゃいけない」と考えるのではなく、「やっていて楽しい」空手を目指すこと 


一つ目と二つ目は当たり前のことですね。我々有段者も日頃から言っていると思います。 

「空手に先手なし」という言葉も合わせて心に留めておいてください。 


三つ目については、我々有段者がしっかり考える必要のあることかなと思いました。 

補足しておくと、「楽しい」だけで終わってしまってはただの遊びと変わりません。 

楽しい中にも「厳しさ」を、厳しい中にも「楽しさ」を見出せるような稽古を目指していこうと思います。 


さて本題ですが、今日から二週間後、昇級及び昇段審査です。そんな状況の中で、磯部先生から直接受けた注意点はそのまま審査の結果に直結するといっても過言ではありません。 


白帯の人達については、下や横を向かずにしっかり前を向くこと。 

また、騎馬立ちと四股立ちの区別を動きの中でできるようにすること。 


緑帯の人達については蹴り足を高く抱え込み、三種類の蹴りを正しく蹴り分けること。 


紫帯は力強く動くのに加え、平安四段での手の重ねを正しく行うこと。 


茶帯は、平安五段や抜塞大での最初の入りの動きを注意すること。 


ここでは大まかに記しておきますが、実際にはもっと具体的に詳しく指摘されたと思います。注意されたことを自分で噛み砕いて理解した上で、稽古中に意識して直すようにしましょう。 


もちろん、立ち方は全員が意識して直すべきことです。 

今日も後ろから見ていて、前屈立ちの前足が伸びてしまっている子がいました。 

吉岡先生もこの前言っていましたが、ツラいところで動いていかないと稽古になりません。 

そこで頑張ることが空手の上達に繋がります。 


自分の殻を打ち破りましょう。